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「大工になりたい」というお問い合わせが多数あります。学生の方も、社会人の方も、大工職人という職業のイメージを漠然と抱いていることでしょう。特別な才能や資格は必要ありませんが、技術習得へ努力する向上心を求められます。大工の世界では昔から「弟子入り5年お礼奉公2年」という言葉があります。つまり一人前になるためには最低7年間かかるという内容です。現代ではこのままの解釈ですと違和感があるかも知れませんが、それだけ大工技術習得には時間と根気が必要だという事です。昨今の社会では、機械化・合理化の波がありますが、それに反して、特に社寺建築のような伝統的工法では、昔ながらの技法へのこだわりから、手道具作業の熟練・道具手入れと管理も不可欠となります。大工への情熱と強い意志がなければ続かない厳しい道であるといえるでしょう。入門してからの大まかな流れは下記のようになります。
・入門一年目(道具の扱い)
・入門二年目(道具での木材加工)
・入門三年目(大工技能士2級程度の技術習得)
・入門四年目(墨付け作業の技術習得)
・入門五年目(弟子入り終了)
(総合的に建物を完成できるだけの能力を身に付ける)
・入門六年目(実践:図面〜完成まで)
・入門七年目(お礼奉公終了)
そして、入門七年を過ぎたら、それぞれ自分の道を歩み社会へ貢献して行ってください。
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