松本社寺建設とは

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松本社寺建設とは

鎌倉に拠点を置く松本社寺建設は、先人から受け継いだ本物の技術を持った宮大工が、
日本の伝統建築を守り育てる建設会社です。
鎌倉 瑞泉寺の改修など社寺建築をはじめ、重要文化財・茶室などを50年以上にわたって手がけてきた
棟梁 松本髙広を中心に本物の宮大工になろうと日々精進する若者たちが、
伝統建築の様々なご要望に丁寧にお応えします。
鎌倉、関東圏での確かな実績を持ち、各分野の伝統職人との信頼ある連携のもと、
全国の社寺、茶室のほか歴史的建造物や一般住宅の新築、修繕、移築、耐震工事を請負います。

 

宮大工からのメッセージ

 

私たちの使命、想い、そして目指していること

 

宮大工の仕事

 

 

1300年前に建立された法隆寺、現在でもその姿を見ることができるのは、
100年~200年という単位でその時代その時代の「宮大工」という職人が、
絶やす事なく、解体・修理を繰り返し、その技術と知恵をつないできたからです。
建物を建てるのが大工の仕事であるのはもちろんですが、「宮大工の仕事」とは
先人たちから受け取った「手仕事の技術と知恵、そしてその心」を
未来の世代へきちんと伝える努力を怠らないということも大切な仕事です。
現在、日本には、4000以上の重要文化財と200以上の国宝指定の有形文化財建造物が現存しています。
これだけの古建築が残っている国は、日本をおいて他にありません。
その大切な文化財を守り続けるために、先人から受け継いだ技術を後世に伝える「後継者育成」も重要な仕事です。
 一度失われてしまったら、その技術を再現するのは非常に困難です。
少しでも証拠や痕跡が残っていれば、全く同じとはいかないまでも、再現できる可能性があります。
私たちは、法隆寺が残っているからその時代に何があったかを知ることができるし、
そこから受け継いだ「技術や知恵、心」を礎に、未来を描くことも可能になると考えます。
日本の伝統建築の技術は、決して古いものではなく、
そこには現代の建築にも生かすことのできる知恵もたくさん詰まっているのです。

 


伝統建築の知恵と技術を語り継ぐ

 

 

松本社寺建設では、若い宮大工を育てるのはもちろんですが、
「もっとたくさんの人に伝統建築のことを伝えたい」「木造建築の良さ、そして手仕事の素晴らしさを知ってもらいたい」
という松本棟梁の想いから、さまざまな学校(小学校~大学)や企業・団体へ訪問。
講演・講義や子ども向けの体験ワークショップなど、普及啓発活動も積極的に行っています。
 コンクリートや石油由来の建材が溢れる建築業界ですが、
多くの人に「伝統建築」や「宮大工のこと」、「木のこと」を正しく伝え、
人と自然環境が無理なく調和していた日本の伝統精神を共に考える機会にしたいと努めています。
日本の伝統建築の技術と精神は、現代・未来の人々が
持続的に快適に暮らす知恵が詰まっています。

 


日本の未来に貢献する

 

 

日本人は、自然との調和の中で伝統的な暮らしやこころを築いてきました。
日本の伝統的な建築、農業、食事などには、私たちの心を癒やす、先人たちの知恵があります。
特に日本の社寺建築は、日本人の心の拠り所です。
この、美しく、大切な伝統建築を守り育てることによって、心豊かな日本の未来に貢献していきたいと考えています。