社寺建築に誠実にこだわる

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社寺建築に誠実にこだわる

理念イメージ
 


 

日本の伝統建築の雛形である社寺建築

現代の日本に、いわゆる木造の平屋や2階建で、畳のある和室を中心にした伝統的な日本家屋がどれくらい残っているでしょうか。
特に高度経済成長以降の急激な生活スタイルの変化や近代的な技術の発展により、
鉄筋コンクリートのマンションや集合住宅が立ち並び、日本の風景は一変してしまいました。
おそらく日本の伝統建築の文化はこれからもどんどん失われていきます。
しかし、唯一残っていく可能性があるのが神社やお寺です。そしてこの社寺建築こそが、日本の伝統建築の雛形なのです。
時代によって様々に日本の住宅の形態が変わって行こうとも、社寺建築の伝統が守られている限り、いつでも原点に戻ることができます。
そして、その源流を確かな技術で守れるのは宮大工だけです。
私たち宮大工は、社寺建築の建設や修復に専念することで、日本の伝統建築の発展に寄与して行きます。

 


 

次世代の本物の宮大工を育てる

いわゆる大工さんと私たち「宮大工」とでは全く違う世界で生きています。
一般住宅の大工さんが、社寺建築をいじれば、確実に社寺建築の伝統は崩れます。
逆に、私たち宮大工が一般住宅をいじれば、私たちの伝統的な技術は失われていきます。
本物の宮大工は、社寺建築という環境の中でしか育てることができません。
そして100~200年を単位とする社寺建築の世界では、本物の宮大工を次世代に残していくことが何よりも大切な仕事となります。
私たち宮大工は、次の担い手に多くの経験を積ませることができる社寺建築の現場を常に求めていきます。

 


 

神聖な空間をつくれる宮大工

一般住宅と社寺の大きな違いは、一般住宅は人が住むところで、社寺は神様が住むところということです。
宮大工は、人々が日常から離れて憩い、祈りを捧げ、神様と出会うことができる神聖な空間をつくることができる神職でもあるのです。
私たち宮大工は、日本人の心のより処としての社寺を常に美しく神聖に保ち、守って行くことが神様から与えられた仕事です。
そのために常に誠実に社寺建築に取り組んで行きます。

 


 

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